Skip to content

株式会社ワザーップ代表・六藤圭介のコト

こんにちは

株式会社ワザーップの代表取締役・六藤(むとう)です。

ここでは、私のコトを少しお話ししたいと思います(会社概要はこちらです)。

私がいままで生きてきた中で興味をもってやってきたことのお話を題材に、それを「仕事」にどう活かしているか(活かしているつもりか)を書いてみます。

これを通して株式会社ワザーップのことを知っていただければ幸いです。

代表取締役社長 六藤

スポーツが好きです

少年時代は野球(リトルリーグ)と水泳。
中学・高校時代はバレーボール(本当はバスケがしたかったw)。
30数年の時を経て・・・
50代になってからは、日々暇があれば自転車/ヴァーチャルライド/ウォーキング/筋トレでワークアウトをやっています。

私とスポーツの関わりはこんな感じです。

子供のころは義務感でスポーツをしていた感が否めません。
しかし今は「1~2時間汗をかき、そのあと1時間風呂に入る」・・・それを通じて体と心を整える・・・そんな効果を得るために自分の意志で日々汗だくになっています。

そんなつもりでスポーツを日常に組み込んでいるので「私の心と体は整っているのか?」と自問自答するわけですが・・・答えは「否」です。

この「否」に向き合い「自分を整えることの難しさ」を日々感じることで、仕事上で難しさを感じる場面でも「目的に向かって丁寧にひとつひとつ」を意識できるようになっていると思います。

会社員をやっていました

人より少し遅く大学進学しましたが、バブル最終盤の流れにのって、大学卒業後に株式会社リコーに新卒入社してサラリーマンをやっていました。

ソフトウェアの「ソ」の字も知らなかったのですが、ノリで「ソフトウェアのことがやりたい」と言ったら、システム開発事業部というところに配属されました。

UnixやOS/2のことを教わって、printfで「Hello world.」して、お客様向けにシステムを構築するSEの皆さんが使う文字認識(OCR)のライブラリを研究・開発する仕事をしていました。
リコー中央研究所の頭のいい人達が作った文字認識アルゴリズムを、C/C++やアセンブラ言語を駆使してOS/2やMS-DOS/Windows用に使える形にする仕事です。

この仕事を通じて私はソフトウェアが生み出す「価値」を初めて感じたのでした。

この時からこれまでずっとソフトウェアを作っていますし、ソフトウェアが生み出す「価値」をいろんな人が活用できるようになってもらいたいと思い、そのお手伝いをさせていただいています。

個人事業を延べ約25年やっていました

株式会社リコーを退職したのち、1994~96年・2000~2021年の間は個人事業主として屋号「オフィスORA(オフィスオラ)」を運営していました。

会社退職時に上司に話した退職理由は「作家になりたい」だった気がしますが、もう忘れましたw

個人事業を始めてからは、

  • ソフトウェアをつくる
  • システムをつくる
  • システムを考えて、つくる
  • システムを考える

という形で、お客様のIT活用をサポートする仕事をやっていました。
マイクロソフト社やIBM社などを含む大企業・中小企業のお手伝いをしてきました。

仕事において手を抜くことはしませんでしたが、常に仕事とプライベートの時間の「区切り」や「両者のバランス」を意識していました。

常に上手くやれていたわけではありません。
時には失敗してお客様に迷惑をかけてしまったこともあるのですが、そういうネガティブな要素にもしっかりと向き合い、思考し、自分にフィードバックすることで自分の「糧」としてきたつもりです。

アメリカ・シリコンバレーに移住して仕事をしていました

1997年から2000年の約3年間は、アメリカ・カルフォルニア州に移住していました。

ソフトウェアエンジニアとして「勝負しよう!」と思って、労働ビザのホストになってくれる企業をインターネットで見つけて「お願いします」ってことで、日本での生活をすっかり整理して渡米しました。

ホスト会社探しはなかなかの苦行でした。
数度の失敗を繰り返し、折れそうになる心を・・・当時はまだ持ち合わせていた謎のパワーで奮い立たせてなんとか見つけ出したのです。
1997年1月にサンフランシスコ国際空港に降り立った時は、柄にもなくついついグッときてしまったほどでした。

あちらでは、Mountain Viewという街に住み、シリコンバレーにある有名企業たちの仕事をやって日銭を稼ぎつつ(営業活動はホスト会社にやってもらっていました)、ホストになってくれた会社の自社ソフトウェア製品の設計・開発をやっていました。

「やれることはすべてやる」というスタンスで、時間や労働条件などは一切気にせず、ひたすら仕事をしていました。
プライベートとの「区別」や「バランス」を考えるようになったのは、この時の経験が原因となっていて、2000年の帰国後からのことです。

ひたすら仕事をしていたのですが、結果は伴わず最終的には「白旗」を掲げて2000年に帰国を決意します。
「日本はこれからここの様になるんだ。日本でこの経験を活かそう」と思ってのことでした。
それでも、最先端の「匂い」、世界中から集まるソフトウェア・エンジニアたちの醸し出す熱い「空気」、ビジネスを作り出そうとする輩たちの放つ「気配」・・・私があそこで感じたすべては「肯定するもの」と「否定するもの」に区別され今も私の中に生きています。

ちなみに・・・あの頃はまだGoogleは検索エンジンとして生まれたてで、FacebookやTwitterはなかったです。
Appleはもちろんありましたが、JobsはAppleに復活したころでした。「iPhone前夜」ですね。
Foothill Exp Wayではよくナンバーのついていないベンツを見かけたものです。

いろいろな所に住みました

引っ越しが好きです。
アメリカから帰国した後だけでも以下のように移動しています。

  • 東京 三宿(淡島交差点近く 約5年間)
  • 神奈川 横浜(中央卸売市場近く 約2年間)
  • 京都 右京区(蚕ノ社近く 約2年間)
  • 京都 上京区(今出川大宮下る 約5年間)
  • 東京 佃(約2年間)
  • 東京 八王子(約2年間)
  • 東京 錦糸町(約1年間)
  • 東京 佃(イマココ)

あまり記録してないので証明はできませんが、多分大抵の人がびっくりするくらいどこにいっても相当な距離を歩き回っています。
ワークアウトのウォーキングの一環ではありますが、街の細かいところを観るのが好きなのです。

目につく建物と建物の間や、人が歩かないような謎のデッドゾーンなどを探して見つけては喜んでいます。
こういう視点は子供のころから持っていましたが、大人になって実際にいろんな街に住むことが可能になってからさらに「覚醒」していると感じています。

自分ではこの視点を「スキマ・ウォッチング」と呼んでいます。

この「スキマ・ウォッチング」視点は、IT活用におけるシステムの在り方やシステム設計を考えるときに活きているように思います。

見えてるようで見えてないところ、気にすべきなのに気にされないところ・・・そういう部分をわりと早めに発見して対処する感じです。
対処できた時は「あ、これは『スキマ・ウォッチング』のおかげだな」と自画自賛することもよくあります。

仕事とプライベートのベクトルが定まりました

仕事・・・冷静に、丁寧に、効率よく、高いクオリティでITで価値を生み出す
プライベート・・・「無駄」を楽しむ

サラリーマン/個人事業/シリコンバレーを通じて、最近になってようやく生活のベクトルがこんな風に定まってきました。

こんなことを言う私をみたら「おまえ、あの時アツくなってたやん」とツッコミたくなる人もいっぱいいる様に思いますが・・・ま、自分でもそういう状況を忘れたりはしていないのです。そういう多くの状況を経てこうなったということですw

仕事とプライベートのどちらかだけでは成立しません。
両者のバランスはとても大事です。
そしてバランスをとるには「仕事」の方をとにかく丁寧にやっていかないといけないと感じています。
「仕事」で満足できてないと、プライベートで「無駄」を楽しめないのです。

私はそんな理由で「仕事」に全力をつくしますし、そんな理由で「プライベート」で「無駄」を楽しみます。

フライ・フィッシングを愛しています

京都に住んでいるときにプライベートでフライ・フィッシングをはじめました。

友達と「やりたいよね」ということになり、イキオイで50代になってからフライ・フィッシング人生はじめたのです。

フライ・フィッシングは虫に似せた疑似餌をつかってやる川釣りですから、ターゲットはヤマメ/アマゴおよびイワナです(関東以北はヤマメ。関西はアマゴ。似ていますが別モノです!)。
日本の川にいる美しいトラウトたちですね。

私が最初に自分の力でトラウトを釣ったのは・・・なんとフライ・フィッシングを始めて4年たった頃でした。
それまでは、いわゆる雑魚・・・オイカワやカワムツなどコイ科の小さい川魚たちしか釣れなかったのです。
可愛いけど、美しくはないやつらですねー。
せっかくオッサンになってから始める趣味ですから、完全に自己流でやろうというのが同時にはじめた友達との約束でした。
そもそもセンスがないのも相まって最初の1尾まで4年もかかってしまったのです。

もちろん、釣れなくても楽しめないとやってられないわけですが、私は川に行って上流に向けて釣りあがっていくだけで楽しめましたし、一緒にはじめた友達と「あーでもないこーでもない」と話をしているだけで楽しめましたし・・・そもそも生活の一部に「無駄」として新しい要素が加わったことがうれしくてしょうがなかったのです。

1尾釣ってからは、イキオイもつきまして、喜ばしいことに一度もボウズ(ターゲットが釣れない状況のこと)はナシです。
釣れると、釣れなかった時の16倍楽しめますヨw

これはプライベートにおける「無駄」のひとつの例です。
この「無駄」があるからこそ「仕事」をしっかりできるのです。
この話をいろんな人にしていきていますが、きちんとわかってくれる人はわりと少ないと感じています。
「わかる!」という人、是非友達になりましょう!連絡ください!

ちなみに「フライ・フィッシング」以外のプライベートにおける「無駄」は・・・わかりやすい感じで書くと「酒」「旅行」「街歩き」「引っ越し」です。

起業を経験しました

2021年10月1日。
それまで運営していた個人事業を廃業し、株式会社ワザーップを起業しました。

きっかけは、ずっとサイズ感を自分でコントロールしてきた個人事業での「仕事」が思いがけず想定外のサイズになってきてしまったことでした。

仕事をいただけることはありがたいことだと感謝しつつも、最初は「ヤヴァイな・・・」と思っていたのが正直なところです。
でも、ある時「この現実に前向きに向き合って、新しいステージに進もう」と思い直しました。

2021年8月頃に準備をはじめ、10月1日を開業日とする様に狙いを定めて手続きを進めました。

会社名の「ワザーップ」はWazzup=What’s upという意味です。
シリコンバレーにやっと移住した時に最初に印象に残ったテレビCMがペプシのCMだったのですが、そのCMを通じて流行ったWhat’s upの変な言い方がスラング化してできた単語です。

あの頃の新鮮な気持ちを思い出して・・・「変な名前だ」と自分で思いながらも会社名にしましたw

現在(2022年7月)は、まだ一人しかいない会社ですが、一期目を終える前になって「ITによる自分なりに新しいと思える価値」を生み出す方針を持てるようになっています。

フルスタックソフトウェアエンジニア募集
詳細を見る
フルスタックソフトウェアエンジニア募集
詳細はコチラ